初15といえば、初1から数えて14日目。春節のお祭り騒ぎもこの日で終わりです。中国広しと言えども、2週間も飲み食いに明け暮れている人はなかなかいないでしょう。
妻が友人2人が鍋を食べようというので、ついて行ってきました。妻の友人ですから、当然中国人。瀋陽人と上海人、気が合うらしくときどき女子会しています。
この日の女子会の献立は、最初、酸菜鍋と言っていたのですが、私はこれが苦手で、四川鍋に変えてもらいました。
酸菜といえば、東北部では冬季の保存食で、晩秋に白菜を大量に漬けます。しかし、最近は買ってきているようで、義父母の家で漬けているのを見たことはありません。
私は用事で少し遅れて鍋に参戦、しかし、多勢に無勢、もうあらかた無くなっていました。よく食べよくしゃべりますな。鍋が無くなっても、ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ、しゃべり続けていました。全くわからなくてもニコニコ笑って聞いている、10年以上結婚生活を続ける上での処世術です。
もうちょっと西の方出身の人が加わってくれないかなと思うことがあります。3人は普通語で話しているようですが、西の方は苦手な人が多いらしいです。そうなると日本語で話さざる得なくなります。
話を戻すと、四川鍋のくせに全く辛くなく、ちょっと残念な味。これは許せません。もう少し唐辛子を浮かべないとだめです。
3人の会話はチンプンですが、顔を見ていると、思うことが一つ。出会った頃は皆若かったなあと。そう何か足りないものがあるようです。なんだろな、なんだろな。やはり、ヒアルロン酸でしょう。足りなくなってしまったのは、いろいろと苦労しているからかもしれませんね。
初15 2015
